PC新調

現在のPCを使い続けてもうすぐ3年。パーツを取り替えたりアドオンカードで補ってみたりと延命を続けてきたけれど、そろそろ新戦力を投入してもいいんじゃないかと思い、久々にPCを組んでみた。

AMD派なので当然Athlon64、且つ消費電力や熱の点で有利と考えられるWinchesterコア(Socket939)を選択してみた。モデルナンバーは3500+、C/P的にこれ以上は高すぎで手が出ない。
またAthlon64を使う上でもっとも問題なのがマザーボード。要するにチップセットの選択肢が事実上VIAかNVIDIAしかない。市場流通性はVIAのほうが上だけど、いかんせんKX/KT133時代のトラウマが・・・酷かったもんなあ。
ということでNVIDIA nForce3 Ultraに決定なのだが、こちらはマザーボードメーカーの選択肢がほとんどない。GIGABYTEは微妙だし、ASUSはVIAのほうが数多いしなあ、と思っていると、丁度いい具合にEPOXからnForce3Ultra搭載EP-9DNA3+が発売された。仕様もいい感じで値段もリーズナブル。さらにいうと珍しくGAMEポート搭載(別ブラケットが同梱されている)で、とりあえずMIDIポートを1つ確保出来る。ということでこれに決定。
土曜に秋葉原へ行った結果は以下のとおり。
新規購入:
AMD Athlon64 3500+ (Socket939)
EPOX EP-9DNA3+
Elpida PC3200 512MB * 2 (CL=3)
Hitachi HDS722516VLSA80 (S-ATA, 160GB, 8MB)
WindowsXP Professional SP2 OEM板
3RSystem R202Li
DVDドライブ、Videoカード、キャプチャカード、オーディオカードは旧PCから移植。
ひとまず安定動作した段階でとったHDBENCHの結果(今となっては正確さに欠けるが、おおまかなスペックを見るには便利)。HDDインタフェイス部分の検出がおかしい気がするけど、まあ古いツールではあるし。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name EPOX EP-9NDA3+
Processor AMD Athlon64 3500+ 2210.08MHz[AuthenticAMD family F model F step 0]
VideoCard RADEON 9800 PRO
Resolution 1600×1200 (16Bit color)
Memory 1048,036 KByte
OS WindowsXP-SP2 5.1 (Build: 2600) Service Pack 2
Date 2004/11/21 22:25
標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
プライマリ IDE チャネル
SONY DVD RW DW-U12A
標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
セカンダリ IDE チャネル
HDS722516VLSA80
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
51220 103036 120851 116649 88233 144735 59
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
100600 27200 18600 613 52837 32915 17018 19677 C:\100MB

以前のAthlonXP1800+と比較して、整数/浮動小数点演算共に倍近い数値が出た。メモリアクセスも段違いに良い。
今回の組み立てで気になった点がいくつか。まずEP-9DNA3+の電源ソケットの位置。CPUソケットと外部インタフェイスブロックの間にあるが、電源を接続した時にケーブルの引き回しに苦労した。そのままにしておくとCPUファンとケーブルが接触してしまう。やはり基板上部等の端に設置して欲しいところ。
次にケース。ややコンパクトなタイプを選択したが、「ベースプレート部分を脱着出来ない」「電源ケーブルの引き回しスペースに苦労する」といった点に購入後気づいた。まあサイズ優先で購入したのでしょうがないといえばしょうがない、以前のケースのほうがメンテナンス性は良かっただけに少し残念。またフロントに液晶パネルがついているが、実際はあまり使わなさそう。3箇所の温度測定が出来るがマザーボードは独自に温度計測出来るし、ファンコントロールはトラブルを考えて基板直結としている。残るは時計機能とHDDアクセスインジケータという、まったく持ってどうでもいい機能しか残っていない(笑)。
結果。概ね満足出来るスペックで組みあがったと思う。今までCPUクロックを倍にする形でアップデートを繰り返してきたので、今回は1800+→3500+という形になった。一番Athlon64の恩恵を受けると思われるオーディオアプリケーション、特にCubaseSXでの負荷や体感速度を今後チェックしていく予定。

コメント

  1. yoneyama より:

    およよ、素早い。やはりWinchesterですね。
    ちなみに、ヨドバシパソコン(Pen4 520)では…
    ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
    62139 142462 161823 211762 98303 193331 59
    Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
    18699 16882 7142 397 55053 43096 21773 C:\100MB
    こんな感じです。ビデオボードがオンボードなのが
    結構大きいですね…

  2. itsu より:

    知らない間にfsxもblogになっとるし(笑)。
    で、P4 520って2.8GHzですよね。Athlon64 3500+は実クロック2.2GHzなので整数/実数演算は数字通りですね。メモリバスの値がちと気になりますが・・・
    うちのビデオはRadeon9800Proですからチップセット内蔵型と比較する訳には・・・でもさすがにちょっと遅すぎな気はします。AGPバスあるなら1万以下のでいいので増設したほうが足引っ張らなくていいかも。
    HDDのところは、うちのはMS純正ドライバにしてあるせいもあるのかなー(NVIDIAのIDEドライバ、評判悪いらしいので入れてません)。

  3. yoneyama より:

    ビデオボード入れてみました。
    一番ATIのX300という一番安いの…しかし安いだけあって、
    オンボードとほとんど変わらないような ^^;
    ゲームするわけではないのでとりあえずいいんですが。
    あとは、色味がかなり変わってしまったので調整必要なのと
    ファンが増えて微妙にうるさくなったという感じでしょうか。
    ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
    62264 142351 161650 222412 103372 201830 29
    Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
    32348 17751 9384 581 51173 41457 17020 C:\100MB
    # DirectDrawってのがえらい下がってるのが気になる…

  4. itsu より:

    X300って110nmルールの設計なんですな。
    って、よねさんとこPCIExpress積んでたのか。
    DDrawですけど、DirectX9の最新版は入れてます?
    最近のビデオドライバは最新のDirectXを要求するものが結構多いので。
    あとはドライバの設定次第かな。
    HDBench自体それほど正確な値が出るわけじゃないんで、
    目安程度に考えればいいと思いますが。

  5. itsu より:

    あーあと、ドライバはATI公式サイトからCATALYSTの最新版を入れるのが吉です。

  6. yoneyama より:

    一応DirectXもCATALYST(何なんでしょ? ^^;)も新しいの
    入れてみてます。
    で、色味の調整はまだうまくいってません。白が真っ白に
    見えない…うーん。
    # 次はダブルモニタに挑戦してみようと思ってます。