うちの206は今年で10年。来年5回目の車検で11年ということで色々とメンテナンスの必要が出てきた。ミッションケースからの油漏れ、エアコン不調(今年は何故かまだイケてる)、タイミングベルトがそろそろ交換、マフラーもやばい。このままいくと車検代金が余裕で30万超えそうな予感。
ということもあって、ここらへんで乗り換えを考えようかなと思い、いくつかある候補車の調査と試乗をすすめてみることにした。
第1回目はダイハツのコペン。近所のダイハツショールームへ行って試乗してきた。試乗車はノーマルグレード/アクティブトップのAT車。さすがにMT試乗車はない。
乗り込んでみると、まず質感が予想外。軽規格にしては、というか軽とは思えない剛性感。もっとペニャっとしてるかと思ってたのにがっちりしてる。軽のオープンカーだしもっとユルいと思ってたのに。ドアなんかもかなり重い。先日代車で乗ったスイフトのほうがよっぱどぺらっとした内装だったYO…
走り出すと、トルクの出方にまたちょっと意外性が。もっとピーキーなのかと思ったら意外と低いところから食いつく。ターボが低回転から効くんだろうなー。ただ停車?発進はターボが効かない&ATが滑るので超遅い。これはMTじゃないとダメ。ATはマニュアルモード付だが、トルコン仕様だと思うのでたいして面白くはない。これならCVT版のほうがいいのかもしれない。あとブレーキの効きがイマイチだが、これは調整出来るかも。
途中オープンにしてみた。20秒くらいで開閉する。この開放感はなかなか。風の巻き込みも気にならないレベル。
足回りはスポーツカーをうたってるだけに割と固い。ロールも少ないし、ロードノイズも(今の車にしては)結構拾う。ただ純正サスでこれくらいの味付けならありかなと思った。ビルシュタインを入れた特別モデルもあるらしいが、街中なら純正で十分な気もする。
車内は割とやかましい。ガタピシ音もちょっとする。まあこのへんはオープンスポーツということで分相応なのだろう。
総じて最初持っていた印象を覆す出来だと思った。軽規格なのでもっとチャチ(失礼)な感じだと思っていたが、剛性感は素晴らしい。インテリアデザインは古いがまあ許せるレベル。駆動系はMTなら恐らくかなり楽しいと思われる。走るという意味ではATだと超面白くない(スタイル優先ならアリだとは思う)。足回りは固めだが純正でも十分だと思える味付け。
問題は値段だなあ。乗り出しが180万。軽でこれはかなりプレミアムだ。ただ維持費が安いというメリットもあるしレギュラーガソリンも使える。最近仕事の関係で土日&夜しか乗れないことが多いし、この選択肢はアリだ。
最近のエコブームやら排ガス基準の関係で、コペンもそろそろ一旦生産終了の噂がある。ディーラ担当者の話では次に出てくるとしても排ガス規制4ツ星クリアのエンジン+CVTになるんじゃないかということで、ターボ+MTで乗るならここらへんがラストチャンスかもしれない。
次回以降は、スイフトスポーツ、ルノーツィンゴ、207、ポロ、アクセラスポーツ辺りに突撃予定。
コメント
なんせコペンは熟練工の専用ラインだからねー、リセール高いし結構いい選択肢だとおもうよー
足回りとかなんかこう、わかりやすい味付けというか。
メーカ純正であんだけロールしないのが丸判りなのも久々に乗ったよw
自然に回るターボの存在感のなさは最近のクルマっぽいけど、タービンが
効き始めるまでの低回転時がATだと致命的にトルクがなくて。
かといってガバッとアクセルあけるとトルコン滑りまくりという。
やっぱMTだなあ。
ボディが予想外にしっかりしてて、欲しい熱はかなり高まってます。
というか、ロードスターも候補に一応入ってるんだけど、
あれで300万はちょっと…という感じで思いとどまってる。
ロードスターは幌が手動だからなーRHTだったら電動だけど高い^o^
300万出すなら中古のS2000カッチャイなYO