以前使っていた玄箱サーバはNASとしても使っていたが、ぶっ壊れてから絶賛放置中だった。雑多なデータが入っていてそのまま破棄するのももったいないので、HDDからデータをサルベージし、改めて外付けHDDとして再生することにした。
また玄箱にするのもどうかと思ったので、USB接続のハードディスクケースキットを買ってきた。ものはこれ。新宿ヨドバシで3000円ちょい。元々恵安の外付けケースを使っていたので電源アダプタも流用出来るし、と思って適当に買ってきた。
ファンレスだしLinuxでもそのまま使えるしいいね…と思ったら1点だけ問題点が。公式サイトの写真でも判るけど、このケースなぜかUSBコネクタがAタイプ。一般的にUSBスレーブ機器はBタイプを搭載するはず。
付属でA-Aタイプのケーブルはついているが1mと短い。近所のPCショップでケーブルを買おうとして調べてみると、A-Aタイプってほとんど売ってないのね。仕方なく延長ケーブルを購入。しかしなんでAタイプコネクタなんてつけるんだ…
USB-IDEブリッジはGenesys製で低価格製品にはありがちなチップ。パフォーマンスはそれなりだが、Linuxでも2.6カーネルで問題なく認識。ただ現在使ってるノートPCサーバは815チップセットなのでUSB2.0は使えない。
USBでノートPCサーバに接続すれば、/dev/sdaとして認識される。あとは適当にmountしてサルベージ。数十GBをUSB1.1で転送するのに半日かかった。