WordPress日本語版2.3.3へ移行

何気なくWordPressMEのダッシュボードを見たら「3/31にWordPressジャパンサイト閉鎖」という文字が。え?と思いつつサイトを見たらもう繋がらない。閉鎖告知が1週間前という異常事態になんじゃこりゃと情報を集めると、どうもWordPressMEフォーラムで移植者本人とユーザとの間に日本語版に関する論争が起こり、そのあおりでME移植者がヘソを曲げたのかなんなのか、サイト閉鎖に至ったようだと判った。
なんでこうグダグダになっちゃったのかなあと思いつつ、もうサポートされることのないME版を使い続けるのもアレなので、傷口が拡がる前にWordPress日本語版へ移行することにした。ME版はWordPressの日本語移植私家版という位置づけだったが、日本語版は一応本家の日本ロケール版の模様(経緯はよくわかんないけど一応wordpress.orgにあるし)。
本家はつい先日最新の2.5が出たようで日本語版も追従しているが、修正項目がかなり多いらしくまだ不具合も報告されてる模様。ということでME2.2.3からまずは日本語版2.3.3へアップデートしてみることにした。
手順は以下の通り。

  1. MySQLデータを念の為バックアップ。これはWordPress付属のバックアッププラグインを使用。
  2. wp-content/uploads、wp-content/themes、wp-content/pluginsの3つをftpでバックアップ。
  3. 旧wordpressディレクトリをwordpress.oldとしてリネーム。
  4. 新しくwordpressディレクトリを作成し、日本語版2.3.3をそのままftpで送り込む。
  5. wp-content/uploads、wp-content/themes、wp-content/pluginsをftpで書き戻す。
  6. 旧wordpressディレクトリにあったwp-config.phpを新wordpressディクトリにコピー。その際足りなかったdefine(DB_CHARSET、DB_COLLATE)を追加。またWPLANGを’jaUTF’から’ja’に変更。
  7. wp-admin/upgrade.phpにアクセスしアップグレード処理を行う。

以上で終了。たぶんスクリプト自体は上書きでもいいと思うけどなんとなく新規に送り込んでみた。
2.3.3はME2.2.3と見た目も機能もほとんど変わらないが、プラグインのアップデートチェックがあったりして細かいところが改良されている。2.5へは安定してから移行予定。