キーボード修理

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ROをしている最中にキーボードがぶっ壊れた。フルキー側の数字列とFキー列が無茶苦茶になってしまい、0を押すと0-、2を押すとF1も同時に押されたことに、1を押すとESCが同時に押されたことに、といった具合。列単位での複数キー押下状態と予備のキーボードを挿してみると正常に動作することから、キースイッチマトリクスのどこかがイカレたと推測。元々F2キーが押しすぎで陥没していることもあり(HLの撃ち過ぎ)、分解清掃・修理をすることに。
まず分解しなきゃいかんのだが、これが難航。巧みに隠された11個のネジを外しても裏蓋が取れない。ツメで強固に固定されているらしく、結局ピンセットとドライバを使ってこじ開けた。
この時点スイッチユニットが見えるかと思うとさにあらず。スイッチユニットは裏側がメタルプレートでカバーされており、その固定ネジが総勢26個…薄いもんなあ、これ。補強しないとたわんでしまうんだろうな。しょうがないので全部外す。
さて全部バラバラになったところでフィルム基板とスイッチユニットを観察。F2キーの陥没はキーラバーについてる突起が根元から千切れかけている為だった。これを治すのは難しいので、とりあえず日頃使わないSLEEPキーのラバーを移植することにした。フィルム基板に軽く圧着してある程度なので、ピンセットで引っ剥がしてF2キーのラバーと交換。
キーマトリクスのほうはよく判らなかった。構造としてはよくあるフィルム基板2枚重ねの接触方式だが、断線は考えにくい。となるとフィルム基板上のショートかエンコーダIC基板の問題か、となる。まずフィルム基板が(密閉されているとはいえ)結構汚れていたので清掃。エンコーダ基板も一応エアーを吹いて埃を除去。
この段階で仮組をしてPCに接続しチェック…治ってしまった。フィルム基板の汚れでショートしてたのかなあ。
結局そのまま組み立てなおして終了。ラバーを移植した陥没F2キーも通常レベルまで大体戻った。パンダグラフがややヘタリ気味なので完璧とはいえないが問題はない。東プレRealForce91Uに買い換えろという啓示なのかと思ったが、まだしばらくこいつを使うことにする。

コメント

  1. ほたるさん より:

    僕はRealForce108UBとやらですよ
    快適です

  2. itsu より:

    RealForce欲しいんだけど、いつも値段をみて躊躇しちゃいますよ。
    標準デザインでテンキーレスのが欲しいんだけど、
    そーゆーのほとんどないんすよね。