Pacificaのネック調整をしていてハマってしまった。
13?15F付近の音づまりが気になったのでチェックしてみると、ネックが少し順反り気味になっていた。フレットの擦り合わせを考えたが、まずは反りを治そうとトラスロッドを1/8?1/6くらい回して様子見。ほぼ真っ直ぐになったところでブリッジのアンカーボルトで弦高調整。うちは12Fで1.5mm前後くらいのセッティングにしている(ウィルキンソンのブリッジは調整しやすくていいねえ)。
すると今度は1?5Fのローフレット付近が少し詰まってビビるようになってしまった。あらネックが逆反りしてしまったか、と確認してみたがそうでもなく。フレットの減り方から擦り合わせしなきゃならないほどでもなく。ブリッジの高さを上げれば解消はするが、弦高が高くなりすぎる。せめて2mm@12Fくらいには抑えたいのだが…うーんこれはナットかなあ。
結局、トラスロッドをちょびっと戻して、ブリッジの高さ調整をしてビビりが最小限になるように妥協してみた。ローフレットで若干ビビるけど音の詰まりはほぼ解消。ベースだと多少のビビりは味になっていいんだけど、ギターはなるべくストレートに鳴ってくれたほうがいいんだよなあ。もう少しネックを落ち着かせてから更に調整してみよう。