制作環境について。現在は以下のような感じ、といってもここ5年くらいほとんど変化してないが。
基本的にCubaseによる完全PC内部完結DAW環境で、アウトボード音源は一切無し。「Discovery」(2000年8月)の頃からVSTiによるプラグインシンセ環境にシフトし始め、「Terra Futurista」(2001年8月)の制作時に完全DAW環境へ移行完了。昔は26Uラックに音源やらミキサやら積み上げてたが全て処分。アウトボード音源の音に若干心残りはあったが、Cubaseによるトータルリコールやプラグインの自由自在なルーティングに馴れるともう以前のアナログシステムには戻れない。
ホストDAWは現在Cubase4を使用。Cubaseはたしか「Kaleidoscope」(1994年8月)の頃に並行物のVersion1.0をWindows3.1で使ったのが最初だったはず。しばらくして仕事でアメリカ出張時に向こうで3.0を購入して持ち帰り使用。が、サポート登録が面倒だったので結局国内で3.5+GINA20のバンドルセット発売時に再購入。その後、VST5.0→SX1/2/3→Cubase4とアップデートし続けている。もうここまで来たらCubase以外のDAWには移れない。
GINA20はEchoAudio社製のPCIオーディオIF。上記の通りCubase3.5とのバンドルセット発売時に購入。PCI型全盛の当時、ASIOドライバの使えるものとしては割とリーズナブルなほうで、48KHz/16bit、アナログ2In/8Out、S/PDIF付。今となっては時代遅れも甚だしいが、うちはDAW作業フォーマットとして44.1KHz/16bitを使っているので現役。ただしメーカから公式にWindowsVista未サポートがアナウンスされたため、引退の日もそう遠くはない。
マスターキーボードはYAMAHAの49鍵フルサイズキーボード。これをPCのGamingポートにあるMPU401互換ポートへ接続、というお手軽仕様。でもこれが一番トラブル出ないんだよなあ。いつかはUSB接続タイプに切り替えるとは思うが。
モニタはEdirolのMA-10Dで、GINA20のS/PDIF Outからのデジタル接続。なんということはない普通のステレオミニモニタ。コンパクトだしパワードで便利。
Johnson J-Stationはアンプシミュレータで、ギター/ベースの録音に使用中。が、最近はアンプシミュレータ部分をバイバスさせていて素の生音を流すようにしている。ギターの音作り自体はCubase上のアンプシミュレータプラグインで行っている為。こうなるとアンプモデリングとしてのJ-Stationの存在意義がないわけで、GINA20リプレイスの際にはマイクプリ内蔵タイプを選ぶことになるだろう。
ギターは相変わらずYAMAHAのPacifica。ノイズも少ないし音もやや大人しめで使いやすい。弦は0.09?0.42。
今問題なのはPCスペックかなあ…CPUスペック=同時使用できるプラグインの限界数、みたいなもんだからなあ。