そういえばHDDの交換を行った際、WindowsXPの起動時に再アクティベーションを求められた。HDDを交換したしまあそんなもんかな、ぐらいに感じたが、気になったのでMicrosoftのKnowledge Baseをたぐってみた。
で、見つけたのがこの記事。うちのはM/Bと一緒に購入したXPSP2のOEM版なのでヴォリュームライセンスやらプリアクティベートは関係ない。よってアクティベーションの判定はプロダクトアクティベーションとハードウェアハッシュにかかってるわけだ。再アクティベーションを要求されたのは今回が初めて。現PCを組み立ててXPをインストールしたのが2004年11月で、以降OS再インストールは無し。先のMicrosoftの解説をみると、
- NICが無いもしくは変更していない場合は6ヶ所、NICの交換を行っている場合は(その交換も含めて)4ヵ所以上のハードウェアの変更が確認された時点で再アクティベーションを要求
- HDDの追加やビデオカードの交換といった、同一コンポーネントIDデバイスの変更/交換はその対象とならない。
- USBやPCカードのような「ドッキング可能デバイス」は対象外。
- 1年に4回まではインターネットによる再アクティベーションで済む。
とある。今までに交換したハードウェアは、DVD/RWドライブ、GbEカード、ビデオキャプチャカード(撤去)、で今回のHDD。交換順はDVD/RWドライブ→キャプチャカード→GbE→HDDで、GbEカードを交換した時点でリーチだったわけだ。だがHDDの追加では再アクティベーションのトリガにはならない。今回のケースは、追加ではなくシステムの入ったHDDをリプレイスしたのが原因なのだろう。
うちのマシンは基本的に安定志向で、よほどの事がない限りハードウェアの変更は行わないし、行わなくていいように先を見越してスペックを決めている。OSについても日頃から安定動作するようにメンテナンスを行っているし、OSやコンポーネントの再インストールというのも(物理障害を除けば)行ったことはない。ただ今回気になったのはこの記事を見たから。
Vistaのリテールパッケージ版については異なるマシン間でのOS移管が1回きりに制限される。恐らくアクティベーションの履歴チェックで1回しか処理されない、ってことなんだろう。またプリアクティベート品(よーするにメーカPC)は同一ハードウェア上で利用しなければならない、ともある。これはSLP情報で定義されるハードウェア以外は受け付けませんよ、ということか。
アクティベーションの判定そのもののルールが変わるのかどうかは判らないが、リテールパッケージについては自家組み立て派向けでなくなりそうなのは確か(メーカ品はノートPCぐらいしか候補にならないからまあ除外してもOK)。結局OEM版が一番使い勝手がよい、という結果になりそう(VistaでもOEM版を従来同様提供してくれるのであれば、の話)。それ以前にVista乗り換えは多分1?2年先になりそうだが。デバイスドライバが安定しないとね…