現在のPCを組んで早2年。最近はHDDの残り容量が10GB未満になることが多く、色々作業をするのに苦労している。DVDにバックアップするのも限界があるので、HDDを大容量のものと交換することにした。
今まで使用しているのは日立製HDS722516VLSA80(S-ATA, 160GB, 8MB)で、パフォーマンス/静粛性においては全く不満のない一品(若干熱い気がしないでもないが)。容量はプラッタ枚数/価格のバランスから300GB前後モデルが最近はC/Pが高い。日立IBM派としては次も日立で…と思い新宿で物色。が、しかし、日立製320GBモデルは何故かどこも取り扱いがない。400GBにいく手もあったが、ドスパラ新宿店でSeagateの320GBが特売扱いで出ており、一瞬悩んだ末にこれをゲット。Seagate製 ST3320620AS(いわゆる7200.10 S-ATAII, 320GB, 16MB)、11,800円也。うちのM/BはSATAなんでNCQは使えんが…
とりあえず空いたSATAポートに接続、適当にパーティション設定→フォーマットまで完了。うちの環境はC:システム(WindowsXP)、D:アプリケーション、E:home、F:dataとしているので、まずD/E/Fをxcopyで転送。システム起動パーティションであるC:はそのままではxcopyで移動出来ない為、UBCDかknoppixを使ってNTFSパーティションをコピーしようと準備していた。が、ここでいいツールを発見。Seagateが提供しているDiscWizard。HDDに関する色々な機能を提供するが、メインテナンスモード内にディスク/パーティションのコピー機能があり、システム起動パーティションであっても問題なくコピー出来る。しかもWindows用なので、従来ドライブのWindowsXPから起動してそのままコピーが可能。
DiscWizardを使いC:パーティションを新規HDDの基本区画にコピー。念の為MBRを上書きし、SATAポートを旧ドライブと入れ替えて作業終了。旧ドライブは迷った末そのままメインPCにつないだままにし、セカンドドライブとしてデータ専用に使うこととする。
で、hdbenchにてベンチマーク。
標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
セカンダリ IDE チャネル
ST3320620AS
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
69142 103004 120751 116586 89009 144427 59
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
318400 11364 3994 504 74418 54584 30197 31653 C:\100MB
旧ドライブに比べてもread/write性能は上がっているし、体感速度的にも問題は感じられない。ただ動作音は日立ドライブより大きめかな。特にシーク音は確実に日立ドライブより大きい。気になる点ではあるが、そこさえ目をつむればC/Pは良い。
しかしhdbench見てて気づいたがビデオの一部のスコアが落ちてるな。解像度がUXGA/WUXGAの違いがあるからなのかドライバのせいなのか。そのうちチェックしよう。