新サーバマシン

某氏より使わなくなったノートPCを頂いた(感謝)。モノはNEC LavieNX LB400/J。P3-400MHz、192MBRAM、60GBHDDというもったいないくらい良いスペック。早速自宅サーバをリプレイスすることに。
OSはいつものようにDebian Sarge。LavieNXはCDブート可能なのでインストールはとても楽。今回は今後のことも考えて2.6kernelを使いたかったので、ブートローダで linux26 オプションを付けて作業開始。
ベースシステムインストール→APTライン設定→アップデート→sshdインストール→identify設定→その他ツールインストール、といつものように作業完了。
インストール中に発生した問題がいくつか。
○甲高いノイズが止まらない
インストール作業完了してリブートしてみると、kernel起動中に突然甲高いノイズが鳴り出し止まらない。最初はBeepかと思ったが少し違う。何かが発振しているような音。
起動ログをみているとusbとsoundデバイスをprobingしている辺りで鳴り始める。もしやと思いググってみると、ALSA(OSS?)のesssolo1ドライバの有名なバグのようで、起動時にマイク入力のゲインが上がっていて発振しているみたい。
結論としてはesssolo1ドライバのmicゲイン設定値を変更して再コンパイルだが面倒。どうせサーバなのでドライバをロードしないことにした。Sargeの場合ドライバ検出がdiscoverとhotplugの2ヵ所存在する。
まずdiscoverは/etc/discover.conf内で skip esssolo1 を記述する。次にhotplugで、/etc/hotplug/blacklist 内に esssolo1 を記述。これで双方でesssolo1ドライバのモジュールロードが禁止される。
○NICを認識しない
一緒にIO-DATAのCBET/TXというCardBus対応100MのNICを貰ったが、Debianのcsが認識しない。要するにmanfidが登録されてないわけで、調べるとtulip_cbドライバで動作するらしい。そこで、/etc/pcmcia/内にother.confを作成し、以下を記述。
card "I-O DATA CBET/TX 100BASE-TX LAN Card"
manfid 0x0032, 0x0f01
bind "tulip_cb"

を記述。この後カードを挿して無事認識。