NAMM09のFender KickOff Event

何気なくyoutubeを観てたらFenderが先月のNAMM09で開催したKickOff Event(よーするにライブステージ)の映像が公式に登録されていた。誰が出てるんかなと思ってチェックしたら凄いことになってて吹いた。
まずはこの人。

Eric Johnson。さすがです、先生…ストラトってこう使うんだヨと言わんばかりのベルトーン、ワイドストレッチのコードアプローチ、そしてどうやったらそんな綺麗な音が出るのか判らないリードトーン。一度でいいからライブが観たいなあ。また来日しないかなあ…
しかしバインディング付ローズ指板ネックのストラト使ってるところは初めてみた。珍しいな、サンバースト+メイプル指板のを使うとてっきり思ってたのに。
お次、Greg Koch。

音がとにかく良い。ストラトでこの音は素晴らしい。バンドメンバもいいね、Reggie Hamiltonとか。途中でWayne Shepherdが出てくるけど彼も久々にみた。こっちも正反対の音作りだけど良い音。というか意外と古風な音で、Gregのほうが今っぽい。
そして今回一番びっくりしたのがこの人。

Michael Lee Firkins。まさか今この人の映像を観ることになろうとは。15、6年ぶりくらい?というか太ったなマイケルwwww
「ハンドビブラートを使わず全てアーミングでビブラート」「スライドギターを弾いてるのかと錯覚するアーミングワーク」「フロントPUやハーフトーンを多用」「独特のコード進行とノートスキッピング」「カントリーやブルースに影響されつつも独特のリズム感」という昔と変わらないワンアンドオンリーのスタイルが素晴らしい。これにカポタストを使えば完璧だったが今回はなし。最近はサムピックを使ってるんだなー。
1曲目はたしかマイケルのオリジナル曲だったと思うけどデビュー当時とあまり雰囲気変わってなくて最高だ。で、2曲目に行く前になぜかテレキャスターに持ち替え。え、テレキャスだとアームないよ?と思ったらボトルネックだよ、結局そっちにいくんかいw しかも曲がVooDoo Chile。ボトルネックだけで弾いちゃうし。でもヴォーカルは普通というかダメだなw
ヤマハのPacificaを使ってた時代よりも今のFenderのほうがマイケルの音には合ってるかもなあ。いやあ実に良いミュージシャンだ、久々に観れて感動した。