橿原MOVIXのレイトショーで「クライマーズ・ハイ」鑑賞。観る予定は無かったのだが、誘われたのでつい。
日航ジャンボ墜落事故をベースにした社会派フィクションで、取材にあたる新聞記者とそれを取り巻く環境、権力構造なんかを描いた作品。特に日航事故を題材にしなくてもある程度は成立するお話なんだけど、時期的には良いのかもしれない。事故の描写についてはリアルなロケをしつつ、色々配慮した映像になってたと思う。
「金融腐食列島・呪縛」にノリは近い感じ。悪くはないけど脚本がやや中途半端な印象を受けた。配役は上手いと思った。若干ステレオタイプな部分もあるけど、それっぽいところにそれっぽい役者がハマってる。