Gavotte Ramdisk

一部に評判のGavotte Ramdisk。出典がどうも中国のBBSらしくドキュメントも中国語なので少し導入を躊躇ってしまうが、一応まともらしい。まとめWikiもいつのまにか出来てる。
4GB超のメモリ空間をXP32上で認識させてRamdiskにするというドライバだが、これを聞いて思いつくのはPAEですな。Windows2000辺りからMSもサポートしてるアドレス拡張技だけど、今までPAEを使ったアプリやドライバってのはほとんど聞かなかった。CPUやBIOSなんかの環境依存だからアプリケーション側では使いにくいってのもあるんだろう。そう考えるとRamdiskってのは着眼点が良いなと思う。
問題はRamdiskを作って何に使うか、ってところで。DOSやX68000を使ってた時代はテンポラリの高速デバイスとしての用途に必須なことも多かったが、物理搭載メモリが増えHDDも高速になった現在は廃れたものの一つ。PAEで実装してるなら最高64GBなのかな。ハードの設計も関係するから恐らく8?16GBくらいがいいとこだろう。
例えば8GB搭載すればRamdiskには5G強程度とれるはず。ビデオキャプチャ用ストレージには速度は良いが容量が微妙。うちだとオーディオエディタのテンポラリかなあ。オーディオエディタでは数百MBのWAVデータを扱うが、UnDo用にバックアップを頻繁に書き出すことが多い。そのたびにHDDがガリガリ鳴るから有効だろうなあ。
最近またメモリ価格がじわじわと上がってるようだが、今のうちに4GB追加してみようかな。