ギター再調整

前回スプリング3本掛け&非フローティング化を行ったが、なんか違うな…と思いまた再調整してみた。
固定化するとピッチの安定化やサステインの向上にはいい具合に作用するが、うちのPacificaの場合各弦のバランスが良くない方向に動いた。音量のばらつきがより大きくなる感じ。ボディ材であるアルダーの音響特性がよりダイレクトに出てくるのはいいのだが、バランスを取るのも難しくなった。
やはりストラトタイプのブリッジは本来フローティングで調整するのが理にかなってる、ということなんだろうか。ということで再度フローティングで設定することに。まずリアのスプリングを、

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3本から2本のV字掛けに修正。アンカー位置も少し戻してテンションを低めへ。3本で調節してもいいのだが、前回の調整以降やはりアームを使いたい自分を再確認したのでタッチを軽くすることに。次にブリッジの駒調整。前回の調整で各駒を上げてブリッジの非フローティング化に対応したが、それを元に戻すことに。

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WilkinsonのVS100は1/6、2/5、3/4弦の各駒で高さが違う為、基本はベタ付けでもいいはずだが、2?5弦は微妙に高さを付けてみた。こうすることで各弦での音量バランスをとってみようという戦略。3,4弦辺りの一番響く部分と1,2弦のバランスを取るのが一番の目的。ただ6弦のバランスは難しい。あとはスタッドアンカーを適度に上げ、チューニングをしつつリアアンカーを調整してブリッジユニット自体をフローティング状態に。今回はこれくらいにしてみた。

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アップ方向はほとんど使わないのでこの程度で。テンションも若干緩めにしたのでアームも軽い。最後にオクターブ調整をしておしまい。
ボディ鳴りを出す、という意味では非フローティングにしたほうがいいような気もするが、同時に鳴りのバランスを取るというのが難しくなるなあと実感した。それはそれで良い傾向だとは思うんだけど、アルダーの音質はどうも自分には合わないのかも、とも思ってしまった。今まで弾いてきた中だとマホガニーがいいなあ。マホガニーボディで中域を出しメイプルネック+メイプル指板で高域をパキンと出すといい感じかも、というのが最近の妄想。
あとついでにうちのピックアップセッティング。

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フロントとリアは中程度の高さ。あまり高くするとよろしくない。で、センターのシングルは出来るだけ低くベタベタに。うちのピッキング位置が丁度センターPUの上辺りなので邪魔になる、というのが理由の一つ。またフロント+センターやリアシングル+センターのハーフトーンにした時、フロントやリアのニュアンスをやや強めに残した音色になる、というのも大きい。
最近はフロントにハムを使いたいと感じることも多いので、そのうちHSHレイアウトにしたいところ。シングル型ハムPUを使って現ギターに載せるか、はたまた新ギターか…